サルデーニャ島の気候は地中海性気候に属し、春と秋は暖かく、夏は暑く冬は穏やかです。天日塩田には、天候や広くて地盤がしっかりした土地であるといった多くの条件が必要ですが、サルデーニャ島の自然の恵みを受けた天日塩はまさに自然の産物。
他の塩に比べ、サルデーニャ島の天日塩はマグネシウム含有量が少ないため苦みが少ないのが特徴です。その天日塩を2 2 0 ℃ の高温で乾燥させる際に出る蒸気から得る塩がまさに”パウダーソルト”。その名前の由来はスノーパウダーのようにサラサラとした触感があるためです。<br>
パウダーソルトは、蒸気内に点在する塩を冷却して採集するため、非常に生産量が少なく貴重な塩といえます。毎日くちにする塩であるからこそ天然のものを使用したい。
サルデーニャにあるブルーゾーンと呼ばれる長寿地域では、このような貴重な食文化が大きく影響しています。
<br>